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すきすぎてしぬ

4巻途中まで読んだところで中断していた吉川三国志を、また読み始めたんですが。
4巻終盤でいよいようちの旦那さまが登場ですよ。齢十五にして父を戦で失い、戦死の報せを受けて単騎戦場に戻りその亡骸を取り戻した凌統、字は公績。この登場だけで既にヤバス!惚れてまうやろー!!
登場回数が少ないこともあってか、凌統については比較的「カッコヨス」な記述ばかりな気がします。それもまた嬉しい。


呉書のほうにはもう少しこまかい記述がある様子。ググるといろいろ出てきます。
戦での勝手を指摘されて逆ギレした陳勤に凌統自身や亡父を宴の席で侮辱され、その場はぐっとこらえたが帰路も延々暴言を吐かれて凌統の怒りが有頂天に。汚いなさすが陳勤汚い。怒りに任せて斬りつけ、陳勤を殺してしまった公績様は「殿の部下を私憤で殺してしまった、このうえは死んでお詫びを」ってその後の戦で決死の特攻。そのおかげで孫権軍勝利。孫権凌統がんばったから陳勤斬った罰はチャラにするお^^^^^♪」。よかったね公績様!

あと南郡の曹仁を攻める際、夷陵で窮地に陥った甘寧軍の救援のため主だった武将が出撃する間、本陣の守りを任されたのも凌統。このとき二十歳。十日だかそのくらいの間守りきれなかったら軍は壊滅、そんな大役を「任された」と即答する凌統もすごいけど、任せようと思う呂蒙もすごいな。こわ。


そんなこんなで、なんかもう日に日に凌統すきすっきーで困ります。